こんばんは。
今日は、美容と福祉のお仕事を離れて、地元に帰ってまいりました
私の卒業した地元の大学には、古典好きな方、歴史好きな方にとっては
まさに「垂涎の的」の古い図書館と博物館があって、
今日は、その博物館で月に一度行われる「ミュージアムコンサート」の日
とは言え、聞きに行ったのではなく、コンサートの司会をしに(笑)
地元の音楽団体の定期コンサートや
市民ホール、コンサートホールで開催される大規模なコンサート、
結婚披露宴やパーティー、記念式典などなど。
20代半ばから20年以上、あちこちでマイクを握らせていただいています。
今回で開催130回目となるミュージアムコンサートも
6回目ぐらいから担当させていただいているので、早10年のお付き合い
影の存在ながら、タイムスケジュールをぴったり合わせ、
開催の目的に合わせて場の雰囲気を作るのが司会の役目
司会のお仕事と聞くと、『すごいですね』と褒めていただけますが、
もともと生真面目で面白みがない性格の私は、アドリブが大の苦手
若い頃は、不測の事態のとっさの対応や機転の利いた台詞回しが出来ずに
困ったこと、恥かしい思いをしたこと、空回りして反省しきりでした。
今でも面白い台詞は苦手ですが、人生経験なのか、年を取って肝が据わったのか、
とっさの判断と回しは少しは出来るようになったかな(笑)
特に、ミュージアムコンサートは博物館のエントランスホールで行われるので、
すぐ目の前にお客様がいらして、反応が手に取るように分かります。
だから、クラシックコンサートでも雰囲気が硬くなり過ぎないように、
お客様の反応を拾った一言をアドリブで合い間に入れながら、
出演される皆さんにとって演奏のしやすい、
そして、お客様に楽しんでいただける場になるように心がけます。
でも、何より大切なのは、自分自身が楽しむこと
その場の雰囲気と音楽を自分でも思いきり楽しむと、
お客様の気持ちとシンクロするような一体感が生まれるような気がして、
会場全体を、自分の仕事を、俯瞰して見る感覚になるのです。
反省点がまったくないとは言えませんが、
そんな時は、仕事をやりきった充足感があって、とっても楽しい
もしかすると、これは、どんなお仕事にも通じることなのかもしれませんね。
美容と福祉で大回転させていた頭の中を切り替えて、
10代の子ども達の大人顔負けの素晴らしい演奏をたっぷり楽しんで、
心身ともにリフレッシュしたコンサートでした
これを読んでくださったあなたの明日が素敵な一日でありますように
れいわホワイトナイトホールディングス
略して≪レホナ≫ 中尾水帆子