冬空に徒然に想う

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中尾 美帆子


こんにちは。

れいわホワイトナイトホールディングス

代表の中尾です。

 

街中で杖をつくご老人や

おぼつかない足取りの女性を見かけると、

ふと大好きだった祖母を思い出し、

優しい気持ちになります。

 

幼い私に神様の絵本を手渡し、

夜眠る前に神様に一日の御礼を伝えることを

教えてくれたのは母方の祖母でした。

 

『私はおっぺしゃん(不細工)で

昔から意地が悪かったけど、

お父さん(=祖父)は美男子で

人の悪口を言ったことが一度もない。

だから私も少しは良い人になれた』

 

と、惚気と自慢を笑って話し、

 

『仕事なんて月に一日はサボっていい。

サボったら、好きな所に遊びに行きなさい』

 

と、まじめに諭す遊び心のある人でした。

 

晩年は舞踏病を患い

あれほど好きだった外歩きができなくなり、

それでも震える手と震える文字で

私の身を案じる手紙を何通も

送ってくれていました。

 

人は亡くなった時に

その人の評価が分かると言いますが、

 

祖母が出直した時(亡くなった時)、

はるばる平戸から駆け付けた親戚や

葬儀に集まった大勢の人々を見て、

 

あの茶目っ気たっぷりの祖母が

生前どれほど慕われていたかを

今更ながらに思い知りました。

 

そして、私も未だにこうして折に触れて

思い出します。

 

いなくなっても尚思い出してもらえる存在。

集うたびに人の口の端に乗る存在。

愛情と尊敬をこめて笑い話になる存在。

 

というのは、何て素晴らしいのでしょう。

 

う~ん。到底なれそうもないですね(笑)

 

諦めでも何でもなく、それが私だから。

私は私♪で楽しくやっていこうと思います。

 

 

れいわホワイトナイトホールディングス

通称:レホナ 代表 中尾水帆子

 

 

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